奈良県パワースポットの旅【吉祥龍穴・龍穴神社】

「龍穴神社」基本情報

所在地:〒633-0421 奈良県宇陀市室生1297
アクセス:近鉄「室生口大野」駅からバス「室生寺前」下車より徒歩15分

水神信仰の聖地「室生」

木津川、淀川の源流である「室生」。古来から水の神「龍神」が籠る祈雨の地として崇めらてきました。室生の水神信仰は古代からのものです。

「龍穴神社」は神奈良時代から平安にかけて朝廷からの勅使により雨乞いの神事が営まれたとされています。そして龍穴神社近くにある「吉祥龍穴」は、水源を水神と考える古代の人々にとって神聖な場所でした。伝説によるとこの穴に棲む龍王が地上に姿を現した際に社を建てたのが、「龍穴神社」とされています。

近鉄「室生口大野」駅にある看板
室生川にかかる「室生寺」への橋、室生寺の五重塔は現存する木造のもので、法隆寺についで2番目に古い(800年建立)
「龍穴神社」
樹齢600年の杉の木が静寂で威厳な雰囲気を感じさせる

「龍穴神社」にある「吉祥龍穴」への案内、龍穴へは徒歩で20分ほどかかる
龍穴に行く途中にあるしめ縄と岩に巻きつく木々、神聖な空気があたりに漂う
そしてやっと見えてきた「吉祥龍穴」の鳥居
あたりは静けさに水の音だけが響く
遥拝所と龍穴
遥拝所は土足禁止、おいてあるスリッパに履き替える