こんにちは。watabatakeです。
今日から7日間、建築学生の中国地方建築巡礼の旅の様子をお届けしたいと思います。
ぜひ中国地方に旅行される方は参考にしてください。
Contents
旅の準備
8月15日「中国地方建築の旅」初日、朝6時半から旅の準備をします。こんな感じでいつもギリギリに準備してます。笑
ざっと、バックに入れる荷物はこんな感じです。

大体これで5kgぐらいです。カメラは一眼レフを持っているのですが、最近のiPhoneは画質がいいので重量重視ということで諦めました。
一番左上のポーチはスケッチ道具が入っています。そのほか2回分の服と、切符、アミニティグッズ、電車で読む本3冊、パソコン、スケッチブックを持参します。
この時期塩分補給が欠かせないので塩飴と、コロナ対策でマスクは最低7日分持参します。
バスタオルはかさばるのでホテルで有料で借ります。
切符を買う
移動費を安く済ませるために、「青春18きっぷ」は欠かせません。5枚綴りで12,050円です。とにかく格安い。

とりあえず今日は広島まで移動したいと思います。東京から広島まで2,410円で移動できるなんて、ありがたすぎる!!

それにしても乗り換え多過ぎ・・・。
いざ出発!!15時間の長旅へ
それでは7日間の建築の旅に出かけます!
さすがに15時間はきついので、所々贅沢しながら少しずつ進んで行こうかと思います笑。

ホームに上り、さっそく18切符にも1回目の印が押されました。今回は僕の最寄り、武蔵小杉駅からスタートします。
まず最初の贅沢、普通列車のグリーン車に乗っていきたいと思います。
今日は土曜日でホリデー料金なので、平日よりも200円お得に乗ることができます。

あーー、なんて快適なんだ。僕は進んで1階の座席を利用します。2階と比べて圧倒的に空いてるのが1階のグリーン車です。

こんなスリリングな車窓は1階のグリーン車でしか味わえません。

2階は半分席が埋まっていたのに1階はご覧の通りガラガラ。ぜひみさなんも1階をおすすめします。
優雅な時間はおしまい、ひたすら普通列車を乗継
武蔵小杉から約1時間半、グリーン車の快適な旅はあっという間に終わってしまいました。
ここからはひたすら普通電車を乗り継ぎます。

まず熱海で普通列車島田行きに乗り換えます。実は横浜で一回グリーン車を乗り継いでいるのでこれで2回目の乗り継ぎとなります。
途中の沼津までは少し混み気味だった気がします。

終着の島田に到着、ここでは約20分の待ち時間です。
なんとiPhoneの温度計で35度!くれぐれも熱中症には気をつけたいです。

島田からは普通列車浜松行きに乗り換えます(本日3回目の乗り換え)。

終着の浜松に到着です。ここからさらに豊橋行きに乗り換えます。この工程も大学生時代に5回ぐらいはやっているので、慣れたものです。
新幹線に400円で乗れる裏技!!
そして2回目の贅沢なひと時、それは新幹線です。
豊橋から名古屋までの区間は、なんと実質400円プラスするだけで新幹線に乗車することができるのです!
そんなちょっとした裏技を紹介したいと思います。
豊橋駅西口を出てすぐのバスロータリーに金券ショップの自販機が設置されています。

こんな感じで、西口を出たすぐのところにあるので、すぐに発見できると思います。
そこで、「豊橋→名古屋(920円)」のJR在来線乗車券を選択します。右から2番目、下から2番目のボタンです。


するとこんな感じの乗車券がオレンジ色の封筒に入って発券されます。

さらにもう一手間加えます。新幹線の券売機に行って、「新幹線変更券」を買えば、先ほどの920円にプラス400円するだけで新幹線の特急券をゲットすることができるのです。(平日はプラス520円です)
券売機の操作方法としては、まず画面の右上のボタン、「名古屋往復きっぷ/カルテットきっぷ」を選択し、右の「JR名古屋⇆豊橋往復カルテットきっぷ」ボタンを押します。
後は400円を払うだけで、名古屋までの新幹線特急券が手に入るのです!!

新幹線券売機では右のような新幹線変更券が発券されますので、この2枚を新幹線改札機に通してください!
これはJRの名古屋⇄豊橋間で4枚綴りで発売されている「カルテットきっぷ」を休日は400円、平日は520円プラスするだけで、「新幹線変更券」をゲットすることができ、新幹線に乗車することができるのです。
カルテットきっぷ自体は1回あたり890円と通常の乗車券より450円お得なきっぷなのです。

先ほどの金券ショップではその4枚綴りを、1枚あたり920円でばらに売っているので、30円の損ですが、通常の名古屋⇄豊橋間の新幹線料金は2,330円なので、休日だと1010円もお特に乗車することができます!
優雅なひと時をもう一度
豊橋駅の新幹線ホームにやってまいりました。在来線から新幹線への乗り換え時間がわずか9分だったので、先ほどのきっぷの購入作業をその間にやらなければなりませんでした。
もしこの13時9分発の新幹線を逃せば、新幹線に課金した意味もなくなりますし、旅の計画も終わってしまいます笑。
まー、もし逃したらそのまま大阪ぐらいまで新幹線のればいい話なんですけれども、わざわざ18切符で安上がりに移動している意味が、これ以上無くなりますからね笑。

と、発車30秒前に新幹線に駆け込んだわけなんですが、私がなぜそこまでして新幹線を使ったかというと、一番の理由は、お昼ご飯を食べる時間がなかったからです。
この、こだま号に乗れば、豊橋から乗る予定だった普通電車よりも30分早く名古屋に到着することができます。その30分で名古屋にたくさんあるお店でお昼ご飯を食べることができるというわけです。

読書もはかどります。なんて快適なんだ。全部で1320円課金した価値があります。

新幹線なら電源もしっかりと確保できます。
と、優雅なひと時はあっという間に過ぎてしまいます。わずか30分で名古屋に到着です。出発から約6時間、ここまでかかった費用はわずか4,530円です。終着地、広島までも引き続き4,530円で行くことになります。


これから先は課金しなくても快適な移動環境
名古屋でお昼ご飯お食べて、再び広島に向けて出発です。
気づけばこれで6回目の乗り換えです。後残り4回の乗り換えがあるわけですが、今まではひとつの列車の乗車時間が短かったのに対し、これから乗る列車は一回の乗車で3時間あります。
でも、さっき乗ったグリーン車みたいな気分を味わえる、転換クロスシートがあるので、課金しなくてもグリーン車気分で乗り通すことができます♪

こんな感じの座席が広島まで続くので、快適に移動できます。

終着大垣に到着、ここからさらに米原行きに乗り換え、米原を目指します。

米原に到着!乗り換え時間は1分なので、急いで向かいの播州赤穂行きに乗ります。ここから先はJR西日本の本領発揮、「新快速」です!JR西日本の新快速は時速130キロで走るので、特急並みと言えます。特急券を払ってもいいくらいのクオリティです。

米原から乗車して1時間半、あっという間に淀川を渡り大阪に突入しました。新快速は何度乗ってもきもちぃーです。

いつもなら下車する大阪を見過ごし、このまま新快速を乗り通します。これで大体全工程の半分過ぎたくらいでしょうか。

米原から約2時間半、そんな退屈させることなく、滋賀から京都、大阪を超えて、兵庫の姫路につきました。この駅で僕が今まで乗っていた車両が切り離されるということで、別の車両に移動します。

途中の英賀保というところで岡山方面の山陽本線に乗り換えました。いやー、乗り換え案内ではこの駅で乗り換えろって言うから、あまりもの快適さにこの駅のことをすっかりわせれてて、ドアが閉まりかけてるのに慌てて降りました。その時は計画が台無しになると思って死んだかと思いました。
でもよくよく考えたら、その先の駅でも十分に乗り換えができるようになってたらしく、慌てて損しました。
でも、今までこういう降りたことがなかった駅に初めて降りて、新たな発見があるのも18切符でしかできない体験です。新幹線ではまずないでしょう。

続いて黄色い電車がやってきました。日もだいぶ落ちてきました。山陽本線の夕日は最高ですね。駅に停まるたび、ひぐらしの声も聞こえてきてどこか懐かしい日本の夏を感じます。これだから青春18切符は最高なんだよね。

新幹線では味わうことのできない景色。

今日の旅も終盤に近づいてきたようです。


途中、尾道駅に停車します。尾道は「アトリエワン」が駅舎を設計したことで知られています。

黄色い電車で約3時間、終着の三原駅に到着しました。時刻は、夜9時半を回っています。
流石に長かったです笑。外の景色が見えなくなるとちょっと退屈になります。
そして、ここからさらにもう1時間強、本日最後の電車、山陽本線岩国行きに乗って、目的地の広島まで向かいたいと思います。

本日10回目の、最後となる乗り継ぎ列車です。いやー、さすがに名古屋でしか休憩とっていないので腹減りました。ラストスパート、頑張ります。

そしてついに、22時48分、目的地の広島に到着しました!!
移動距離約870km、所要時間は、15時間4分の長旅でした。
かかった運賃は、たったの4,530円です。贅沢しなければ、2,410円と考えられないような値段で移動することができます。
ぜひ学生の皆さんは、おすすめですので、この記事が参考になればと、思っております。最後までご精読いただきありがとうございました。
今日はもう疲れたので、ここらへんで失礼します。おやすみなさい。
Day2に続く。