愛知県の美術館・有名建築めぐり/おすすめ建築一覧【3選】!!

豊田市美術館

基本情報

所在地〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
アクセス名鉄「豊田市駅」、愛知環状鉄道「新豊田駅」より徒歩15分
開館時間10:00〜17:30(最終入館は17:00)
休館日月曜日(祝日は除く)、年末年始、展示替期間
入館料一般:300円、高・大生:200円、中学生以下:無料
ホームページhttps://www.museum.toyota.aichi.jp/

設計者

谷口吉生

建築概要

「豊田市美術館」は谷口吉生氏の設計により1995年にオープンしました。

谷口氏は「美術館とは、建築の外部から内部まで、作品と出会う感動を求めて辿る旅のための装置である」と、その理念がもっともよく現れた美術館です。

まず美術館への唯一のアプローチは、木々に囲まれた神社のような屈曲した山道で、本当にその先に美術館があるのかと期待と不安を胸に歩き進むことになります。

するとその先には巨大な水平ファサードの美しい美術館が出現します。しかしそれとは対照的に美術館のエントランスは低く設計されており、迷いに迷って辿り着いた来場者はやっとここで安堵します。

低いエントランスは今まで通ってきた外の風景とを切り離し、来場者をこれから美術鑑賞をするために建物に向けな感覚にさせます。

天井の低く薄暗いエントランスの先には、突然企画展示室に通じる明るく解放的な階段が出現します。来場者はここでクライマックスを迎えます。

第1展示室をメインに、各展示室は視覚的につながっており今まで自分が通ってきた展示室を確認しながら進むことなるので、ストレスなく美術館鑑賞に浸ることができます。

第3と第4展示室は建物から迫り出した緩やかなスロープで結ばれ、小高い丘の上に立つ美術館から豊田市の街を一望することができます。展示導線の中間にあたるこの仕掛けは、これからの鑑賞に向けて来場者をいったんリフレッシュさせます。第4展示室からは今まで自分が通ってきた展示室を一望することができます。

このように豊田市美術館は、来場者の新たな感動との出会いのために仕掛けられた装置なのです。

豊田市生涯学習センター 逢妻交流館

基本情報

所在地〒471-0049 愛知県豊田市田町3-20
アクセス「本新町」バス停より徒歩約15分
開館時間9:00〜21:00
休館日月曜日(祝日は除く)、12月28日〜1月4日
ホームページhttp://ph-toyota.jp/guide/aizuma/

設計者

妹島和世

建築概要

「豊田市生涯学習センター」は「逢妻交流館」の移転新築に伴い、愛知県豊田市の28館もの交流館の一つとして設計され、2006年の豊田市主催の公募型プロポーザルにより、69の応募の中から最終的に妹島和世さんの設計案が選ばれました。

建物のファサードは曲面のガラスとエキスパンドメタルが張られており、外からでも中の様子が伺えるようになっています。

また周囲風景と中の様子がガラス越しに見えるように、不透明さを伴う縦導線やトイレ、その他機能などは、建物の主な構造体を担う「多目的ホール」の耐震壁のそばに配置することで、できるだけ不透明な要素を重ね、全体的に透明さを損なわないような平面配置となっています。

多目的ホールと大会議室は建物の吹抜けとして2層分の天井高さがあります。視覚的に1階と2階をつなぎ、建物全体を明るくしています。

ルイ・ヴィトン 名古屋栄店

基本情報

所在地〒 460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-16-17
アクセス「栄駅3番出口」すぐ
営業時間年中無休
ホームページルイ・ヴィトン名古屋栄店

設計者

青木淳